⑤丁寧に食材と接するとおいしくなる パティスリークルトワ 太田 裕子シェフ
私が、ケーキを作るうえで一番大切にしていることは、いつでも丁寧に作るという事です。
一つ一つの手順を行う上で、それぞれの材料に適する接しかたが変わってくるので、日々学びながら気を付けて作るようにしています。
また、使用する材料によっても味は大きく左右されるので、出来る限り良いと思うものを探して使用しています。
良い材料を探すことは、時に難しく、まだまだ試行錯誤が続いています。
苺のシーズンには、中村いちご園さんがとても美味しいチーバベリーを作って下さり、それをケーキに使用させていただいております。
チーバベリーは、千葉県で作られた新種の苺で、大粒でとてもジューシーで酸味と甘みのバランスの良い苺です。まだまだ知らない方も多いので、チーバベリーの美味しさを広められたらいいなと考えています。
私の顔を見れば、そろそろ来るころと思っていましたよと言いたげな顔で、好みのケーキをショーケースに並べて待ってくれているシェフ。
フルーツ選びから仕上がりまで、どのケーキも「丁寧さ」が伝わります。でもこの味を知ってしまうと、写真に残すより先に口に含みたくなるケーキです。
この味は、のこんなシェフの人柄から生まれるのですね。
いつもクルトワのケーキを美味しく召し上がって下さり、ありがとうございます。
また、ホームページに掲載していただき、とても嬉しく思っております。
これからも皆様に喜んでいただけるような美味しいケーキをご提供できるように頑張りますので宜しくお願いいたします。